独立・起業・副業とか最近当たり前のように聞くけど、実際にどうか以前を振り返って脱サラの現実を紹介します。
結構ブラックな会社員時代
私自身、大学卒業後、花形からは程遠い業界でしたが、そこそこの安定とそこそこの給料を得るため就職しました。
入社以降、暴飲暴食、遊ぶ毎日、お金は湯水のように使っていました。
ほぼ貯金もなく、いわゆるダメリーマンです。
ですが、狭い会社の中で「出世を目指し、会社を変えてやる!!稼ぐ」などと大して実力も無いのによく吠えてました。
愛社精神は微塵もありませんが、土日も休みはなく、平日振休を取れず、残業しまくりの日々です。
今思うと、上司や周りの同僚に恵まれていたから続けていたんでしょうね。
いきなり独立。
ただただ出世(稼ぎたいという漠然とした希望)を目指してましたが、そんな中、東日本大震災が起こります。
同じ頃、社内の人事制度が変更となり、より一層、年功序列色が強いものとなりました。
目指していた出世が事実上遠のいた瞬間です。
出世もでき無いのであれば、と、どんどんモチベーションが下がります。
また、東日本大震災を考えると、現状のままで良いのかと悩む日々が続きます。
おりしも、退職対象者では全くありませんでしたが、会社で早期退職制度がスタートしました。
退職金上増しにも惹かれ、スピード退職することとなります。
(当時の上司は今でも仲が良いのですが、この時の件では頭が上がりません)
いざ独立・起業・負け戦確定。
退職のち、ほぼ同時期に退職した同僚と結束(結託)し、大したビジョンもなく、
あろうことか、ほぼほぼ同じ業種で起業をします。
ここで負け戦確定です。
別記事にて詳細な敗因を記載しますが、結果的に前職の会社と対峙することになってしまい、干されてしまう形となります。
その間1年持たず8ヶ月で会社の資金は底をつき、人を雇用することもできず、また、自分の給与を支給する目処が立たず廃業に追いやられます。
ここまで無策な脱サラはいないと思いますが、反面教師としてみてください。
起業・廃業・さらに起業
設立した1社目の会社を畳み、1人で「何ができるか」を真剣に考えることとなります。
最初に退職した時の「考え」や「ビジョン」の再構築です。
しかし、既に退職している以上は、1人で全て賄わなければなりません。当然、失業保険は給付されません。
止まるわけには行きませんので、2社目を単独で作り、活動することとなります。
この時は、年収90万円を切る給与であったことから、人生の中で一番沈んだ時期でもありました。
(生活は成り立ちません)
恥ずかしくて同僚や、友人たちにも顔向けができない時期でした。
なんせ、以前は「出世を目指し、会社を変えてやる!!稼ぐ」と吠えていた人間ですから。
敗因
2社目設立から現在まではそれなりの期間を要しましたが、人並み以上の生活を送ることができるようになりました。
1社目設立と2社目との違いは下記です。
- 無策では絶対に成功しない。
- 馴れ合いは絶対に成功しない。
- PDCAをドライに回す。
- 仲間と同志を区別。
- 企業は孤独と供に成長する。
- 小さいことから知恵を使い発展させる。
サラっとした経緯ですが、これから、どんどん記事を作成します。
反面教師として皆さまの参考になれれば幸いです。
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