30代起業のタイプ|失敗しない起業術

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30代起業タイプ失敗しない起業術
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現在、会社員などに勤めていて起業する場合、タイプを区分することができます。

会社員として勤めている限り様々な恩恵を受けますので、起業を見極めたいものです。

どのような状況であれば、起業が望ましいかご紹介します。

起業準備万全タイプ(まったく問題ない)

会社員として勤めていて、準備ができている場合、もはや会社に留まる必要はありません。

  1. 起業後、サービス提供の内容が固まっている
  2. 提供サービスをこなす自信がある(人員体制)
  3. 見込み客が相当数いる(計画があり実現可能)
  4. 資金の目処がついている
  5. 生涯賃金(退職金含む)よりも多くの報酬を得る計画がある
  6. 収支・資金計画を立てている
  7. サービス提供のトライアルができている(デモなど)
  8. サービスが永続的である(代替可能サービスまで考えている)

全て準備ができているのであれば、独立・起業のメリットが大きいでしょう。

退職届を提出するだけです。

忘れがちなのですが

生涯賃金(退職金含む)よりも多くの報酬を得る計画がある

について、念のため在職する場合の賃金モデルと、起業後の計画を比較しておいた方が良いです。

辞めた後は修正不可のリスクが高いですので、予め試算を推奨します。

もし、「やりがい」「○○の実現のため」などを重視されての起業計画でしたら、もちろん賃金の試算は不要です。

不満タイプ(強い熱意があれば起業してもよいのでは)

勤めている会社に不満があり、起業したいタイプです。

不満は、会社の方針や、給与面、人間関係など多岐に渡りますよね。

転職の選択肢もありますが、起業を考える方もいることでしょう。

転職の選択肢に魅力が無い場合には、自ずと起業の選択肢を選ぶのではないでしょうか。

絶対にお勧めしないかと言うと、そうでもありません。

不満といったネガティブパワーも会社起業の一つの原動力となるため、一概にダメと言うことはできません。

ただし、不満だけでは起業後、長続きしないことに注意が必要です。

会社員時代の不満はその多くが社内であることが多く、起業後解消することが多くあります。

過去、不満であった事項を外部から見ると、「不満 → よかった点」なんてこともあります。

そのため、起業に悩んでいて、もし、社内の不満事項であるなら、視点を変えてみることや、配置転換を要望する、一度、転職してから起業を考えても良いと思います。

一人で全てできると勘違いしているタイプ(ほぼほぼやめとけタイプ)

前述の通り、会社に対し不満があるタイプと重複します。

自分が全て売り上げているような錯覚を覚えているタイプです。

自分が会社の売上を担っている。

だから、一人で起業すると成功する。顧客はみんな着いてくる。

そんな自信だけがあるタイプです。

ほぼほぼ起業はやめた方がいいです。

残念ながら、会社の売上はどんなに自信があったとしても、通常一人で作ることはできません。

直接営業部門だけでなく、間接部門もいて、他者の協力があって初めて提供できているサービスかもしれません。

また、起業後に見込み客が誰も付いて来なく、ジリ貧となることもあります。

会社の売上は、自分の看板で契約してはいないことに留意が必要です。

会社の看板がなければ売れないサービスは、山のようにあります。

従って、自信があったとしても過信している状況での起業は推奨しません。

隣の芝は青く見えるタイプ(絶対やめとけタイプ)

友人や知人の起業に触発され、脱サラ、起業することはやめましょう。

知人が運よく儲かっていて羨ましくなるかもしれませんが、その方は相当な努力・強運の持ち主です。

なぜ、こんな当たり前の話を記載するかというと、知人にそのような方がいたからです。

今では、FIREや起業が当たり前かのような記事もあり、慎重な意見かもしれませんが、しっかり準備・計画してからの起業を勧めます。

それでも、計画通りに行かないことがほとんどです。

結局は起業した方が良いタイプ

就活中などで無職の期間が長期化する場合、起業し活動した方が良いケースもあります。

別記事で記載したいと思いますが、既にある法人が自分にとって正解とは限りません。

現在、クラウドワーク・外注などで、副業とは言えないサービスレベル(立派なサービスレベル)で収入を得られている方が多くいらっしゃいます。

本当にいい時代です。

もし、提供可能なスキルをお持ちの方は、即起業が良いかもしれません。

個人事業主 → 法人なり(株式会社設立)のルートもお勧めです。

起業熱とどう折り合いをつけるか

起業熱というものは、企業で働いているとどこでも発生する可能性があります。

ただし、一旦、振り返って冷静に分析してみてください。

ちなみに、今まで紹介したタイプの多くは、実は全て私が経た状況です。

もちろん、一番最初の『起業準備万全タイプ』を除きます。

起業準備万全事項をしっかりチェックしていれば良かったと自戒の意味を込めて記載させていただきました。

一旦沸き起こった起業熱を消すことは難しいです。

1日、1週間、1ヶ月、数ヶ月、数年、起業を決断されるまで、十人十色です。

どのケースでも、自分自身で納得されて起業されることでしょう。

皆様の失敗しない起業を祈念しております。ご参考までに。

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みんなの独立の養分となるブログ。平凡サラリーマン30歳起業→即ほぼ廃業→起業→10年。
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